THIRD PARTY(サード・パーティー)とは

THIRD PARTY(サード・パーティー)とは、ロンドンを拠点としている2人組のDJユニットです。Jonnie Macaire(ジョニーマカイヤ)と、Harry Bass(ハリーベース)が作りだす楽曲は、ヒット曲を連発しています。写真の左がHarry Bass(ハリーベース)で、右はJonnie Macaire(ジョニーマカイヤ)です。2人は、ジョニー・ハリーという愛称でファンや関係者に呼ばれています。
Jonnie Macaire(ジョニーマカイヤ)とHarry Bass(ハリーベース)は、学生の頃に出会い、THIRD PARTY(サード・パーティー)を結成しました。2人は、音楽専門学校を経て楽曲制作のノウハウを学び、ロンドンのクラブでDJ活動を始めました。
THIRD PARTY(サード・パーティー)が得意とする音楽のジャンルは、プログレッシブハウスとグルーヴハウスです。「哀愁ただよう美メロ」と呼ばれているほど、どこか切なく美しい楽曲と話題です。
さらにTHIRD PARTY(サード・パーティー)は、2012年に「Lights」、「Feel」「Thank You」をリリースしました。2013年には「Everyday of My Life」をリリースしています。
そして2015年に、Release Recordsという独自のレーベルを立ち上げました。ますます目が離せない彼らの楽曲やTHIRD PARTY(サード・パーティー)の意味、来日歴などを詳しくご紹介します。
THIRD PARTY(サード・パーティー)の意味
THIRD PARTY(サード・パーティー)の意味は、日本語に翻訳すると「第三者」という意味です。どうしてこの名前にしたかは不明です。「第三者」は、サードパーティ商品いわゆる「純正品」と反対の意味なので、色々と想像できて面白いネーミングと噂のデュオです。
THIRD PARTY(サード・パーティー)のジョニーの腕には、「第三者」というタトゥーが彫られています。日本語でタトゥーを入れるところが、日本のファンにとっては嬉しく親近感があると話題になりました。
Steve Angello (スティーヴ・アンジェロ) のレーベルと契約
THIRD PARTY(サード・パーティー)が学生の頃のことです。当時ヨーロッパ各国のチャート1位を総なめにした、最強のハウスミュージックグループであるSwedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)のメンバーであるSteve Angello (スティーヴ・アンジェロ) と出会います。Steve Angello (スティーヴ・アンジェロ) にオファーされ、自身のレーベルである「SIZE Records」と契約しました。
Steve Angello (スティーヴ・アンジェロ)との出会いが、THIRD PARTY(サード・パーティー)にとっての最大のチャンスであり、有名になるきっかけとなるレーベル契約でした。
さらに、THIRD PARTY(サード・パーティー)は、「SIZE Records」とのレーベル契約後に、第一弾となるシングル「Lights」をリリースします。「Lights」は、EDMがまだ世の中に浸透していない頃の楽曲で、世界にTHIRD PARTY(サード・パーティー)が知れ渡るきっかけとなる楽曲です。
EDMは2013年頃に流行りだした音楽のジャンルです。THIRD PARTY(サード・パーティー)の「Lights」は、Avicii(アビーチ―)などのEDMが流行る前にリリースしたことに、今になって驚きを隠せません。
THIRD PARTY(サード・パーティー)は時代を先取りした楽曲制作を行っていた、素晴らしいDJデュオなのです。
THIRD PARTY(サード・パーティー)の2つのジャンル
THIRD PARTY(サード・パーティー)は、メロディの美しさが特徴の「プログレッシブハウス」とテンポが踊るのに心地良いのが特徴の「グルーヴハウス」を融合した楽曲が多いです。いわゆるキラキラ系ハウスと呼ばれる音楽のジャンルです。
「プログレッシブハウス」と「グルーヴハウス」を融合させた音楽を手掛ける代表的DJはAlesso(アレッソ)です。もちろんハウスだけではなく、キラキラ系EDMも2つのジャンルを組み合わせてテクノサウンドでエッジを効かせた楽曲が特徴です。
THIRD PARTY(サード・パーティー)は、「プログレッシブハウス」と「グルーヴハウス」を融合させた楽曲や、それぞれの良さを引き出した曲を制作しています。爽やかなキラキラハウスサウンドに、切ないボーカルをインした美しい曲が多いのが特徴です。
以下の記事に「プログレッシブハウス」や「グルーヴハウス」について詳しくご紹介していますので、よかったら参考にしてみてくさい。
THIRD PARTY(サード・パーティー)の人気曲

THIRD PARTY(サード・パーティー)は、2012年から2019年までコンスタントに楽曲をリリースしています。ヒット曲はもちろん、クラブでかかると盛り上がる曲までを徹底リサーチしました。
ここでは、THIRD PARTY(サード・パーティー)の人気曲をご紹介します。
Lights/Steve Angello & Third Party
Lights/Steve Angello & Third Party
2012年にSteve Angello (スティーヴ・アンジェロ) とコラボしてリリースした「Lights」は、「SIZE Records」とレーベル契約を結んだきっかけとなる曲でもあります。
いわゆる音モノですが、THIRD PARTY(サード・パーティー)の原点といえるサウンドで、ファンにとってはたまらない、心地よい楽曲です。
Lions In The Wild/Martin Garrix & Third Party
Lions In The Wild/Martin Garrix & Third Party
Martin Garrix(マーティンギャリックス)とコラボした、「Lions In The Wild」は、プログレッシブハウスです。世界的DJのMartin Garrix(マーティンギャリックス)の楽曲ともあって、THIRD PARTY(サード・パーティー)の代表曲でもあります。
「ULTRA MUSIC FESTIVAL 2016」では、Martin Garrix(マーティンギャリックス)がトリを務める曲の1番最初にもなった曲です。「Lions In The Wild」は、自身のレーベルから第2弾としてリリースした曲で、THIRD PARTY(サード・パーティー)とのコラボの曲を選曲するということは、彼らとの楽曲制作が最高の出来だったということがわかります。
Live Forever/Third ≡ Party
Live Forever/Third ≡ Party
THIRD PARTY(サード・パーティー)が得意とするプログレッシブハウス全開の曲です。キラキラハウスの名にふさわしい曲で、聴いていて飽きの来ないサウンドの虜になる人が続出した「Live Forever」です。
THIRD PARTY(サード・パーティー)のファーストアルバム「Hope」にも収録されている曲です。この曲は、THIRD PARTY(サード・パーティー)が来日した際に最高潮にフロアを沸かせました。その後のクラブイベントで、「Live Forever」は何度もクラブで流れている曲でもあります。
曲名からもわかるように、「ずっとライブをするんだ」というTHIRD PARTY(サード・パーティー)の想いが込められている曲でおすすめです。
Midnight/Third ≡ Party
Midnight/Third ≡ Party
グルーヴハウスが強めな「Midnight」は、ハウスミュージックが好きな人にはたまらない曲です。サビの盛り上がりから中盤の静けさまでが素晴らしく構成されています。終始飽きないサウンドは、まさにTHIRD PARTY(サード・パーティー)が手掛けた曲と言われています。
MVは、オシャレなクラブでのストーリーで、思わず見入ってしまうほど色彩が綺麗に表現されています。グルーヴ感あふれるサウンドとMVの映像がマッチしています。
Come With Me/Third ≡ Party
Come With Me/Third ≡ Party
低音のボーカルが美メロとマッチしている「Come With Me」は、都会を感じさせるサウンドになっています。思わず、ドライブに出かけたくなるような曲で人気曲です。「Come With Me」は、クラブでかかると盛り上がること間違いなしです。
Waiting/Third ≡ Party
Waiting/Third ≡ Party
「Waiting」は、思わず踊りだしたくなるようなグルーヴハウスで人気です。クラブサウンドではありますが、男性ボーカルが哀愁がただよっている美しいメロディーになっています。これぞTHIRD PARTY(サード・パーティー)のサウンドといった曲なので一度聴いてみてください。
Remember/Thiry ≡ Party
Remember/Thiry ≡ Party
THIRD PARTY(サード・パーティー)の、プログレッシブハウスでキラキラ感あふれるサウンドの「Remember」は、クラブでも大人気の楽曲です。
MVもレトロ感があり、THIRD PARTY(サード・パーティー)の未来感が感じられるサウンドとは真逆な印象です。THIRD PARTY(サード・パーティー)のライブ風景も観れるMVで、ファンには嬉しい映像です。
Have No Fear/Third ≡ Party
Have No Fear/Third ≡ Party
ノリノリで気分が盛り上がる「Have No Fear」は、THIRD PARTY(サード・パーティー)らしい楽曲です。どこか切ないボーカルではありますが、乗れるサウンドは中毒性がある曲です。
曲名を直訳すると「何も怖くない」という意味で、THIRD PARTY(サード・パーティー)がプログレッシブハウスで、強気で攻めている楽曲なのがわかります。前向きな歌詞も、勇気づけられるので何かに悩んだときに聴くのもおすすめです。
THIRD PARTY(サード・パーティー)のアルバム「Hope」にも入っている曲で、盛り上がりたいときには、「Have No Fear」はおすすめです。一度聴いてみてください。
Falling ft. First State & Anita Kelsey/Third ≡ Party
Falling ft. First State & Anita Kelsey/Third ≡ Party
「Falling」は、THIRD PARTY(サード・パーティー)の最新の曲です。First State(ファースト・ステイト)はオランダのレコードプロデューサーです。THIRD PARTY(サード・パーティー)の最強タッグでリリースした人気曲です。Anita Kelsey(アニータ・ケルシー)の力強いボーカルが魅力的な曲です。
「Falling」のMVも、ライブ映像がふんだんに使われていて、思わずTHIRD PARTY(サード・パーティー)のライブに行きたくなる仕上がりになっています。
THIRD PARTY(サード・パーティー)のアルバム

THIRD PARTY(サード・パーティー)は、2017年2月14日に「Hope」というアルバムをリリースしています。その後は、2019年3月15日に「Together」というアルバムをリリースしています。
ファーストアルバム「Hope」は、「Waiting」や「Have No Fear」などの人気曲を収録しています。Martin Garrix(マーティンギャリックス)とコラボした「Lions In The Wild」も、もちろん収録していて、まずTHIRD PARTY(サード・パーティー)を知りたい!という人におすすめなアルバムです。
「Together」は、2018年~2019年にヒットしたシングル曲を収録しています。人気曲「Falling」も収録されており、よりパワーアップしたTHIRD PARTY(サード・パーティー)の楽曲が詰まったアルバムになっています。
どちらも、ヒット曲を盛り込んだグルーヴ感あふれるアルバムです。もちろん、プログレッシブハウスの曲も沢山収録されているので、捨て曲なしの素晴らしいアルバムです。THIRD PARTY(サード・パーティー)の魅力が詰まったアルバムになっています。
THIRD PARTY(サード・パーティー)の来日歴

THIRD PARTY(サード・パーティー)は2017年6月にアルバム「Hope」のリリースを記念して、初来日しました。THIRD PARTY(サード・パーティー)の来日は盛り上がり、大反響でした。
そして11月に東京と大阪のクラブに来日しています。いずれのクラブでもTHIRD PARTY(サード・パーティー)は会場を盛り上げたことは、SNSでも話題になりました。
最近では、THIRD PARTY(サード・パーティー)は、2019年3月にMarshmello(マシュメロ)などの豪華有名DJ達と共に来日を果たしました。グルーヴ感あふれるキラキラハウスは、会場を沸かせています。
THIRD PARTY(サード・パーティー)が次に来日するのは?

THIRD PARTY(サード・パーティー)の、「哀愁ただよう美メロをもう一度聴きたい!」というファンは、少なくありません。2020年以降にTHIRD PARTY(サード・パーティー)が来日する予定は、残念ながら情報がありません。
THIRD PARTY(サード・パーティー)が来日する際は、クラブイベントがメインです。日本で行われる大型フェスやイベントにぜひ出演して欲しい!というファンも多いです。
THIRD PARTY(サード・パーティー)の来日が気になる人は、THIRD PARTY(サード・パーティー)の公式TwitterやInstagramをチェックしてみてください。
まとめ

THIRD PARTY(サード・パーティー)は、ロンドンで活動する2人組のDJデュオです。THIRD PARTY(サード・パーティー)は、Jonnie Macaire(ジョニーマカイヤ)と、Harry Bass(ハリーベース)の2人で結成されています。共に、音楽専門学校に通うなどして、楽曲制作の基礎を学んでトップDJに上りつめた、堅実なDJデュオと言われています。
THIRD PARTY(サード・パーティー)の音楽は、キラキラハウスと呼ばれているジャンルを得意としています。哀愁ただよう美メロと注目されていて、プログレッシブハウスとグルーヴハウスを融合させた心地よいサウンドです。もちろん、プログレッシブハウスの曲もあるので好きな人は必聴です。
THIRD PARTY(サード・パーティー)を聴いたことがない人は、一度聴くとやみつきになる、哀愁たっぷりの美しいサウンドなのでぜひ聴いてみてください。
そして今後のTHIRD PARTY(サード・パーティー)の来日は未定です。しかし、世界各地でのイベントに出演しているTHIRD PARTY(サード・パーティー)。彼らの情報を逃したくない人は、公式Instagramなどをチェックしましょう!