- Yellow Claw(イエロークロウ)とは
- Yellow Claw(イエロークロウ)の必聴曲
- Yellow Claw – Shotgun ft. Rochelle
- Yellow Claw – Love & War feat. Yade Lauren
- Yellow Claw – Till It Hurts ft. Ayden
- Yellow Claw & Flux Pavilion – Catch Me (feat. Naaz)
- Yellow Claw & DJ Mustard – In My Room
- DJ Snake & Yellow Claw & Spanker – Slow Down
- Yellow Claw – DJ Turn It Up
- Yellow Claw & DJ Snake – Public Enemy
- Yellow Claw(イエロークロウ)のおすすめコラボ曲
- Yellow Claw(イエロークロウ)の来日歴と話題
- Yellow Claw(イエロークロウ)が次に来日するのは?
Yellow Claw(イエロークロウ)とは

Yellow Claw(イエロークロウ)は、ダンス大国オランダ・アムステルダムで2010年に結成されたEDMユニットです。ここでは、Yellow Claw(イエロークロウ)のメンバー構成、来歴、所属レーベル等について紹介したいと思います。
※右:Nizzle (ニズール)、左:Jim Aasgier (ジム)
メンバーの脱退により2人に
Yellow Claw(イエロークロウ)の初期メンバーは
Nizzle (ニズール):DJ/プロデューサー
Jim Aasgier (ジム) :DJ/プロデューサー
Bizzey (ビジー):MC/プロデューサー
でしたが、MCのBizzey (ビジー)が家族との時間を大切にするため2016年の「EDC Las Vegas」を最後にYellow Claw(イエロークロウ)から脱退しており、現在のメンバーはNizzle (ニズール)とJim Aasgier (ジム) のデュオとなっています。
こういった大型フェスの常連であるDJの多くは、海外での活動が多くなる傾向があるので、家族持ちのBizzey (ビジー)が脱退するのはやむを得ない事だったのかも知れません。なお、彼らの出会いは、Bizzey (ビジー)がR&Bシンガーをやっていた時に、PVのディレクターを担当していたのが、Nizzle (ニズール)とJim Aasgier (ジム) だったことがきっかけだったそうです。
Yellow Claw(イエロークロウ)の音楽性に関しては、Hip Hop、dubstep、TRAP、ムーンバートン等、EDM全体を内包しつつも、独特なサウンドが特徴的です。
なお、人気DJランキングの指標となっている「DJ Mag TOP 100 DJs」 において、Yellow Claw(イエロークロウ)は2015年76位(初登場)に輝いており、世界からも熱い視線が注がれているEDMのユニットとなっています。
Yellow Claw(イエロークロウ)の来歴
Yellow Claw(イエロークロウ)の来歴を簡単に紹介します。
2010年:Yellow Claw(イエロークロウ)を結成。結成後まもなくアムステルダムの名門クラブ「Jimmy Woo」でホストを務めたことで注目。
2012年:Yellow Claw(イエロークロウ)の楽曲がヒットを連発し、YouTubeでPVが400万視聴を記録。オランダ国内のフェス等でのプレイによって名を馳せる。
2013年:Diplo(ディプロ)のレーベル「Mad Decent(マッド・ディセント)」と契約し、自身初となるEPアルバム「Amsterdam Trap Music」をリリース。また、同年7月「Tomorrowlabd(トゥモローランド)」に出演、9月2ndアルバム「Amsterdam Twerk Music」のリリース、11月に「Spinnin’ Records」と契約しRochelle(ロシェル、オランダのシンガー)を招いてリリースしたシングル「Shotgun」の大ヒット(オランダ、ベルギーのチャートでTop10入り)によって、現在の不動の地位を築く。
また、2020年1月31日に自身4枚目となるアルバム「NEVER DIES」のリリースが決定しており、Yellow Claw(イエロークロウ)の進撃はまだまだとどまることを知りません。
ディプロ主催の「Mad Decent」に所属
Yellow Claw(イエロークロウ)の所属レーベルは、前述した通り「Mad Decent(マッド・ディセント)」となっています。このレーベルは、Diplo(ディプロ)が所属していることでも知られ、その他Dillon Francis (ディロン・フランシス)、 Jack Ü(ジャックユー、DiploとSkrillexのユニット)、Major Lazer( メジャー・レイザー)等、ダンスミュージックに重きを置いたレーベルとなっています。
Dillon Francis – When We Were Young
Skrillex & Diplo – “Mind” feat. Kai
Major Lazer – Light it Up
また、Yellow Claw(イエロークロウ)は、自身のレーベル「Barong Family(バロン・ファミリー)」をSpinnin’ Records傘下で設立しており、最初のアーティストとしてアムステルダム出身の「Mightyfools(マイティフールズ、2018年解散)」、「Money Grabber(モンキー・グラバー)」のYung Felix(ヤング・フェリックス)等とも契約を行い、楽曲をリリースしています。
Yellow Claw & Mightyfools – Lick Dat
Yung Felix – Money Grabber ft. Spacekees
Yellow Claw(イエロークロウ)の必聴曲

結成以来数々のヒットを飛ばしてきているYellow Claw(イエロークロウ)。そこでここでは、彼らYellow Claw(イエロークロウ)の必聴曲を紹介したいと思います。
Yellow Claw – Shotgun ft. Rochelle
Yellow Claw – Shotgun ft. Rochelle
Yellow Claw(イエロークロウ)の必聴曲と言えば、兎にも角にも「Shotgun」でしょう。オランダやベルギーのチャートでTop10入りをはたし、世界的に名を広めた曲となっています。
オランダのシンガーRochell(ロシェル)を迎えて作成された楽曲で、美しい歌声と癖の強い高音のメロディー冴えるダンスホール向きの楽曲となっています。
※アルバム収録されていないシングル曲です。
Yellow Claw – Love & War feat. Yade Lauren
Yellow Claw – Love & War feat. Yade Lauren
Yellow Claw(イエロークロウ)がデュオとなってからMad Decent(マッド・ディセント)からリリースしたのが「Love & War 」で、ボーカルにオランダのYade Lauren(イェイド・ローレン)を迎い入れています。若干17歳の彼女ですが、歌声は非常に美しく、Yellow Claw(イエロークロウ)が抜擢したことによって注目されています。
また、楽曲の方はフューチャーベースよりで、歌声からサビへ移行する流れがテンションを上げるナンバーになっています。ちなみに、リリース直後から再生数400万をSpotifyで叩き出し、かなりヒットした曲です。
※アルバム「Los Amsterdam」に収録されています。
Yellow Claw – Till It Hurts ft. Ayden
Yellow Claw – Till It Hurts ft. Ayden
「Till It Hurts」は、オランダチャート7位、ベルギーチャートで23位、アメリカのチャートで31位を記録したヒット曲で、クラブヒットもしています。一途な愛を歌った曲となっており、歌詞も燃えるような愛を綴っているので、曲とともに歌詞もチェックしては如何でしょうか。
また、MVはタイで撮影されており、一目惚れした男女の恋愛模様がストーリー仕立てになっていて見ごたえがあります。
※アルバム収録されていないシングル曲です。
Yellow Claw & Flux Pavilion – Catch Me (feat. Naaz)
Yellow Claw & Flux Pavilion – Catch Me (feat. Naaz)
イギリスのDJ Flux Pavilion(フラックス・パヴィリオン)との共作で、オランダ出身のNaaz(ナーズ)を起用した曲です。サウンドはフューチャーベース、ハードスタイルとなっており、Naaz(ナーズ)の美しい歌声と相まってエモーショナルかつサビで盛り上がる曲に仕上がっています。
※アルバム「Blood for Mercy」に収録されています。
Yellow Claw & DJ Mustard – In My Room
Yellow Claw & DJ Mustard – In My Room
DJ Mustard(マスタード)、ラッパーのTy Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン)、同じくラッパーのTyga(タイガ)を招き入れた「In My Room」。Spotifyで1億再生間近のメガヒットナンバーで、アメリカのチャートで最高12位を記録しています。
自身の出演したフェスやクラブのトラックリストに必ず入れているトラップアンセムであり、Yellow Claw(イエロークロウ)を聞くのであれば、ここらあたりから探ってみるのをおすすめします。
※アルバム「Blood for Mercy」に収録されています。
DJ Snake & Yellow Claw & Spanker – Slow Down
DJ Snake & Yellow Claw & Spanker – Slow Down
DJ Snake(スネイク)とSpanker (スパンカー)との共作で、Mad DecentからリリースされたYellow Claw(イエロークロウ)の定番曲。
未だにプレイされる楽曲で、Yellow Claw(イエロークロウ)の抑えておきたい曲の一つです。
Yellow Claw – DJ Turn It Up
Yellow Claw – DJ Turn It Up
こちらもMad Decentからリリースされた曲で、Yellow Claw(イエロークロウ)の定番曲です。うねる様なベースラインが体に響き、それでいて疾走感のあるビートがあり、中毒性が高い楽曲に仕上がっています。
リリース当初からクラブで流れていたので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
Yellow Claw & DJ Snake – Public Enemy
Yellow Claw & DJ Snake – Public Enemy
DJ Snake(スネーク)とのコラボ曲で、アルバム「New Blood」に収録されています。Yellow Claw(イエロークロウ)らしい楽曲に仕上がっており、曲の展開もクラブ受けしそうです。
Yellow Claw(イエロークロウ)のおすすめコラボ曲
続いてYellow Claw(イエロークロウ)のおすすめコラボ曲を紹介します。
Yellow Claw, Diplo & LNY TNZ – Techno Ft. Waka Flocka Flame
Yellow Claw, Diplo & LNY TNZ – Techno Ft. Waka Flocka Flame
Diplo(ディプロ)、LNY TNZ(ルーニーチューンズ、オランダ出身のEDMデュオ)、Waka Floka Flame(ワカ・フロッカ・フレイム)とのコラボ曲です。
PVでドラックを危険性を訴えており、クラブシーンからのドラックの追放を願っている作品で、Yellow Claw(イエロークロウ)の中でもメッセージ性の強い作品になっています。
どこの国でもそうですが、テンションを上げるのに「ヤクブーツはやめろ」とい一言に尽きます。
※コンピレーション・アルバム「Random White Dude Be Everywhere」に収録。
Yellow Claw – Good Day ft. DJ Snake & Elliphant
Yellow Claw – Good Day ft. DJ Snake & Elliphant
Mad Decent(マッド・ディセント)所属のお馴染みDJ Snake(スネーク)との共作です。ボーカルにElliphant(エリファント、スウェーデン出身)を迎え、Yellow Claw(イエロークロウ)の作品の中でもややスローなナンバー。
「らしさ」はないかも知れませんが、落ち着きのある楽曲でまったり出来るのが心地よい作品となっています。
※アルバム「Los Amsterdam」に収録されています。
Yellow Claw(イエロークロウ)の来日歴と話題

Yellow Claw(イエロークロウ)の来日歴と日本に来た際に話題になった出来事を紹介します。
Yellow Claw(イエロークロウ)の来日歴
Yellow Claw(イエロークロウ)は、過去3年の内に以下のような来日歴があります。
年月日 | フェス | 場所 |
2016/09/03 | SENSATION ‐INNERSPACE‐ | 千葉県:幕張メッセ 国際展示場 9~11ホール |
2017/01/07 | electrox 2017 | 千葉県:electrox STAGE (No.9 HALL) at 幕張メッセ |
2017/04/30 | EDC Japan 2017 | 千葉県:ZOZOマリンスタジアム 、幕張海浜公園EDC特設会場 |
2019/08/24~25 | MUSIC CIRCUS’19 | 大阪府:タルイサザンビーチ |
MUSIC CIRCUS’19 での出来事
MUSIC CIRCUS’19で大阪に来日したYellow Claw(イエロークロウ)ですが、その際にInstagramへ投稿した写真が話題となりました。
DEAR PERSON THAT LOST THEIR PHONE AT THE OSAKA AIRPORT. I DROPPED IT A THE INFORMATION DESK. HOPE YOU FIND IT.
Yellow M.F. Clawさん(@yellowclaw)がシェアした投稿 – 2019年 8月月24日午後11時32分PDT引用元: https://www.instagram.com/p/B1k7eNXISjI/
「大阪の空港でスマホを落とした人へ。受付に届けておいたので見つかると良いですね。」
Yellow Claw(イエロークロウ)のInstagramを確認すると、MUSIC CIRCUS’19終了後大阪市内で串カツを食べるなど観光している様子が伺え、その後の帰国時にスマホを拾ったようです。
世界的なDJであるにも関わらず、こういった気遣いが出来るの事が話題を呼び、コメント欄でも称賛されていました。トップアーティストのこういった一面が見れると、どこか親近感を抱きます。
Yellow Claw(イエロークロウ)が次に来日するのは?

Yellow Claw(イエロークロウ)が次に来日する予定は、2020年1月の段階で予定はありません。
しかし、今年の夏頃に
年月日 | フェス |
2020年4月頃 | Daydream Festival(オランダの人気フェス、日本初上陸) |
2020年5月中旬 | EDC Japan 2020 |
2020年9月5日~6日 | MUSIC CIRCUS’20 |
2020年7月13日〜7月14 | S2O Japan Songkran Music Festival 2020 |
と言った大型フェスの開催が決定されており、Yellow Claw(イエロークロウ)はそれらに参加した過去もあるので、来日する可能性は十分にあります。
また、2020年の1月31日に通算4枚目のニューアルバム「NEVER DIES」も発売され、ハイペースでのリリースが続いているので、Yellow Claw(イエロークロウ)の来日にも期待が持てるでしょう。