アランウォーカー(Alan Walker)とは!Fadedなど代表曲やおすすめ曲【2020年版】

DJ紹介

アランウォーカーとは?

かつてロックスターがそうであったように、若者のカルチャーの代名詞として国境を超えた知名度を誇る人気DJたち。万国共通でありながら無限に近い拡張性を持つ彼らの音楽性は、時代が進むと同時に様々な進化を遂げています。そんな中でも近年において特に人気を集めているアランウォーカーは、まさに時代の寵児とも呼ぶべき存在となっています

その潤沢なレパートリーからか、彼の名前は知らずともその作品群に触れている方は多いはずです。ここからはそんなアランウォーカーにフォーカスを当てて、実態やこれまでの輝かしい実績などについて解説していきます。

Martin Garrixに並ぶ若き天才

アランウォーカーは今や名だたるDJたちと肩を並べるトップアーティストとして知られていますが、その年齢は22歳と業界の中ではかなりの若手となっています。12歳の頃から楽曲制作を始めてものの数年でスターダムを駆け上がったその実績は、同じく若き天才DJとして知られるマーティンギャリックスと似通った点があります。

1歳違いのマーティンギャリックスはアランウォーカーが音楽活動を開始した翌年の2013年に、今尚代表作として人気を集める「Animals」を発表しており、アランウォーカーもその流れを追いかける形で世界的なデビューを果たしています

両者は共に爆発的な人気を集めつつ2020年現在においても精力的に活動を行なっており、クラブミュージックひいては世界のミュージックシーンを牽引していく若き天才たちとして、リスナーはもちろんのこと様々な先輩アーティストたちからも注目されています。

またそんな2人の天才アーティストの関係は良好であり、過去にはコラボ楽曲を手がけるなどクラブミュージックシーンにおいても歴史的な足跡を残してくれています。

Fadedがスーパーブレイク!

今では数多くの人気楽曲で知られるアランウォーカーですが、デビュー当時に彼のブレイクを決定づけることになった楽曲があります。それが2015年に発表された「Fasded」です。全体的に暗い印象を与えるメロディながらもアコースティックなサウンドとグルーブ感のあるふくよかな音作りが絡み合う当時では斬新な試みがなされています。

原曲でのテンポはもちろんのこと急激なスピードをアップをしても違和感のないグルービーな構成は、後でも紹介する様々な人気DJたちによってプレイされています。

なお本作品の元ネタはアランウォーカー本人が音楽活動を初めばかりの頃に、イギリスの名門レーベルである「NoCopyrightSounds」からリリースして世界的ヒットを記録したインスト作品「Fade」をリメイクした作品となっています

アランウォーカーのイメージを確立した絶対的ヒットナンバーとなっているため、彼の作品群の中でも最初に触れておきたい楽曲としておすすめします。

Fadedを大物djたちがプレイ

アランウォーカーの代名詞ともなったFadedは世界中のリスナーを魅了しただけに留まらず、彼の先輩にあたる数々の大物DJたちが巨大フェスなどでプレイ、リミックスなどをしたことでも知られています。中でもオランダ出身の世界的トップDJとして知られるティエストや、同じくオランダ出身の人気DJであるディアブロなどのリミックスプレイは数多くのファンを魅了しました。

たとえ同じ楽曲であってもティエストであればテンポアップダウンの使い分け、楽曲全体にはっきりとした陰陽を与えるメリハリのある印象に、ディアブロであればスロウリーなテンポを維持しつつもキレの良いビートを刻みつつゆったりとしながら突き抜けるグルーブ感で楽しませてくれます

両者のリミックスプレイは音源、映像でチェックできるので気になる方は是非チェックしてみてください。

アランウォーカーのおすすめアルバム

アルバム形式での発表を好まないことで知られる欧米系のDJたち。アランウォーカーも例に漏れず作品の発表の多くはEP、シングル形式がほとんどです。しかしそんな中でもアランウォーカーは自身が手掛けた人気楽曲をこれでもかと詰め込んだアルバムを発表しており、CDおよびストリーミングサービスなどで人気を博しているようです。

そんなアランウォーカーの作品群の中でもおすすめなのが、2018年に発表された「Different World」です。世界的なヒットからすでに数年が経過してから発表されたにもかかわらず、アランウォーカーにとっては記念すべきデビューアルバムという位置付けとなっています。

収録曲はいずれも過去に発表された人気作品などに加えて、アルバムのために書き下ろした楽曲などを加えた全15作品がラインアップされています。作品は長くとも4分程度に収まっておりじっくり聴きやすく、流し聴くことにも適したスタンダードな仕上がりと言えるでしょう。これからアランウォーカーの作品を聴き始める方に是非おすすめしたいアルバムです。

アランウォーカーのおすすめ人気曲

新進気鋭のアーティストらしく精力的に作品を制作しているアランウォーカーは、世界的デビューを華々しく飾ってからものの数年で数多くの名曲を世に送り出しています。ヒット曲ならまだしもそれ以外の楽曲を聴くとなると、どの作品から手を付ければいいか迷ってしまうはずです。

そこでここからは数あるアランウォーカー作品の中でも特に人気のある楽曲を10曲ピックアップして、それぞれの魅力などを紹介していきます。気になる楽曲があれば是非チェックしてみてください。

On My Way / Alan Walker

Alan Walker – On My Way

On My Wayは2019年に発表された比較的新しい楽曲です。ボーカリストにはアメリカの女優、歌手として知られるサブリナカーペンターとプエルトリコ出身のシンガーソングライターであるFarrukoが参加しています。

派手なサウンド使いは極力抑えつつパワフルな歌声がループするように歌い上げられていくポップな仕上がりとなっており、EDMジャンルというよりはシンプルに洋楽として楽しむことができる作品となっています。

Sing Me to Sleep / Alan Walker

Alan Walker – Sing Me To Sleep

Sing Me To SleepはスマッシュヒットとなったFadedの次回作として発表された作品です。発表当時はまだ新人DJとしての評価を集めており、同ジャンルにおける「エコー賞」において最優秀国際新人賞を受賞しました。

ボーカルにはノルウェーにて活動を行なっていた女性ボーカリストのイセリンソアランを起用しており、Fadedに通ずるEDMスタイルとフラットな歌唱スタイルが織りなすアランウォーカーらしいエレクトロなポップナンバーとなっています。

Spectre / Alan Walker

Alan Walker – The Spectre

The Spectreは2017年にリリースされた作品です。元ネタはアランウォーカー自身が世界的ヒット以前に発表していたインスト作品である「Spectre」となっています。幽霊を意味する本作はもう一人の自分自身に対する問いかけ、対話をイメージとしたセルフアンサーソングとなっており、しっとりと暗い印象を与えつつもEDM的な要素をサウンドメイクでどっしりと刻んでいます。

アップテンポかつわかりやすい盛り上がりから、クラブやフェスでは誰でも躍りやすく仕上げたダンスポップナンバーとして人気を集めています。

Alone / Alan Walker

Alan Walker – Alone

Aloneは2016年に発表されたダンスエレクトロニックナンバーです。前述で紹介した「Sing Me To Sleep」同様に世界的DJとして認知され始めた時期の代表作として知られており、本作もエコー賞における最優秀国際新人賞を受賞しています。

ボーカリストにはアメリカの人気アーティストであるエイバマックスを加えており、洋楽好きなら一度は聞いたことのあるポップカラーな歌声を王道のダンスミュージックサウンドに載せたスタンダードテイストとなっています。

End of Time / Alan Walker

Alan Walker – End of Time

End of Timeは2020年に発表されたトリプルコラボ作品です。制作にはアランウォーカーのほかにAhrix、K-391らの人気アーティストが参加しています。いずれもアランウォーカーが新人時代から強い影響を受けてきたことで知られており、本作はそんなつながりから生まれた楽曲となっています。

それぞれの方向性の一致からか作風自体に大きな起伏は見られず、シンプルなビートメイクやシンセサウンドなど王道のダンスミュージックと言って差し支えない、「聴きやすさ」を強く感じる仕上がりが魅力と言えるでしょう。

Lily / Alan Walker

Alan Walker – Lily

Lilyは2018年に発表されたエレクトロダンスポップ作品です。楽曲制作にはK-391を迎えており、ボーカリストにはエミリーホローを起用しています。キュートな歌声が魅力の本作ですが、ダウナー系のメロディと歪みの効いたサウンドメイクで全体的に悲壮感を感じさせる仕上がりとなっています。

ダンスミュージックに分類されてはいますが、歌ものとしての要素が強いため一般的な洋楽作品として参加アーティストそれぞれのファン以外からも人気を集めているようです。

All Falls Down / Alan Walker

Alan Walker – All Falls Down

All Falls Downはアランウォーカーの記念すべき初来日直前に発表された作品です。楽曲の制作にアランウォーカー、プロデュースにおいてはイギリスの人気DJであるDigtal Farm Animalsが参加しています。ボーカルの女性パートをアメリカの人気歌手マイリーサイラスの妹であるノアサイラスが担当したことでも広く知られているようです。

アランウォーカーの作品としては珍しい軽快なビートが特徴となっているため、他作品とは少々毛色の違う作品としても知名度を高めています。

Darkside / Alan Walker

Alan Walker – Darkside 

Darksideは2018年に発表された作品です。大胆にコーラスを取り入れた大掛かりなボーカルとベースラインのキレが特徴となっており、聴きごたえのあるどっしりとしたナンバーとなっています。リリックにおいても人々の内面的なテーマを多く取り扱っているアランウォーカーとしては珍しい、壮大なストーリーを思わせるドラマチックなイメージを与えてくれます。

Ignite / Alan Walker

Alan Walker – Ignite

Igniteは2017年にリリースされたエレクトロハウスナンバーです。作曲陣にはK-391も参加しており度々2人の共作として各メディアで紹介されています。非常にパワフルなボーカルとファジーなビートが特徴となっており、聴いている側にも熱が伝わってくるような説得力のある仕上がりが魅力となっています。

Hope / Alan Walker

Alan Walker – Hope

Hopeはアランウォーカーが世界的に知れ渡る以前に発表したエレクトロミュージック作品です。主にインスト作品を発表していた時期の代表作として知られており、現在の作品群に通ずる箇所あれどよりベーシックなダンスミュージックテイスト色濃く表現しています。混じりっけなしのアランウォーカースタイルを楽しめる1曲としておすすめです。

アランウォーカーのおすすめコラボ曲

ここまで紹介した楽曲は主に「アランウォーカー」の名義で発表されているものとなっています。しかし中にはアランウォーカー同様に人気を集めるDJやアーティストが参加している作品もあり、アランウォーカー単体による作品とは一味違うグルーブを楽しめます。

大物アーティストがコラボして作品を発表すること自体は何ら珍しいことではありませんが、アランウォーカーほどの人気DJともなればそのスケールは前述で紹介したFadedのように、全世界のリスナーから熱狂的な支持を集めるゴージャスなタッグばかりです

アランウォーカー作品をより深掘りしていくのであれば、それらのコラボ楽曲も積極的にチェックしておきたいはずです。そこでここからは過去にアランウォーカーがコラボした中でも特におすすめな楽曲を6曲ピックアップしてジャンレスに紹介していきます。

Alan Walker vs Coldplay – Hymn For The Weekend [Remix]

Alan Walker vs Coldplay – Hymn For The Weekend [Remix]

本作は世界的ロックバンド「Cold play」の楽曲であるHymn For The Weekendをアランウォーカーがリミックスした作品です。原曲ではグルービーなロックサウンドをバンドアンサンブルで表現したものとなっていますが、リミックス版ではよりグルーブを追求した電子的アプローチを図ったサウンドメイクが特徴となっています。

Lay – Sheep (Alan Walker Relift)

Lay – Sheep (Alan Walker Relift)

Sheepは中国の人気シンガーLayによる作品です。本作では発表されたのちにアランウォーカーが手を加えたコラボバーションとなっています。EDM的なニュアンスをしっかりと走らせつつも、原曲を生かしたヒップホップを思わせるメロディーラインを飛ばすように展開していく重厚なグルーブサウンドは非常に聴きごたえがあります。

Alan Walker – Diamond Heart (feat. Sophia Somajo)

Alan Walker – Diamond Heart (feat. Sophia Somajo)

Diamond Heartはスウェーデンの人気歌手Sophia Somajoをボーカルに迎えたコラボ作品です。リリックはアランウォーカーらしいメンタル面を描写したものですが、楽曲全体の構成は大自然的な壮大性を感じさせてくれるふくよかなものとなっています。

ハスキーなハイトーンボイスはそれらの要素をしっかりと引き立てるエッジを効かせた力強い印象があり、映画などを見終わった際の満足感のような感触を与えてくれます。

Alan Walker ft. Gavin James – Tired

Alan Walker ft. Gavin James – Tired

Tiredはアイルランド出身のシンガーソングライター「ギャビンジェームズ」をフューチャーしたコラボ作品です。作品名は疲れを意味していますが作品自体は情熱的なポップナンバーとなっており、ミドルからハイに抜ける程よい歌声と、尖を省いたようなサウンドメイクによってしっかりと「歌」をメインに据えた仕上がりとなっています。

アランウォーカーの来日予定

人気DJとして世界を飛び回るアランウォーカーはツアーはもちろんのこと、時折来日して音楽フェスに出演しています。過去に来日した際にはサマソニなどの人気フェスにも登場するなど、日本人にとっても幾分カジュアルなステージでそのプレイを楽しむことができます

しかし2020年においては4月に三重県で開催が予定されていた「Daydream Festival Japan」が開催中止となってしまって以降、来日の予定は発表されていないようです。もしもアランウォーカーのプレイを生で楽しみたいのであれば、新たな来日を待つか海外のイベントへ参戦するほかないようです。

まとめ

今回は若手ながらも世界を股に掛ける人気DJアランウォーカーについて解説しました。デビューから10年と立たずにスターダムを駆け上がり続けている彼の作品群は、今後も上質なグルーブを求める世界中のリスナーから支持を集め続けていくのでしょう

まずはこの記事で紹介した人気曲からチェックしつつ、最新作や人気コラボ作品などレパートリー豊かなアランウォーカーの筆跡を辿ってみてください。

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