クラブを楽しむために!NGマナーやルールを知っておこう

クラブは、音楽とお酒を楽しめる場所として、週末は平日以上に盛り上がっています。心地よい音楽でお酒も進んで、盛り上がるのは自由ですが、周囲の人に迷惑を掛けないようにクラブでのマナーやルールを守ることが大切です。
楽しいはずのクラブが、マナーが悪い人やクラブでのルールを守っていない人がいると、周りは一気に盛り下がってしまいます。さらには、酷い迷惑行為をしたことにより、出入り禁止になる可能性もあります。そうならないためにも、必要最低限のマナーを守る必要があります。
クラブで楽しく遊ぶためにも、クラブでのNGマナーやルール、また注意点についてご紹介します。さらに、自分に合ったクラブやイベントのコツなども併せてお伝えします。
クラブで注意したいお酒のマナー

クラブではお酒を楽しむスポットでもあります。好きな音楽が流れると、お酒が美味しく感じるのは良いことです。お酒はほろ酔いぐらいが身体にとって一番心地よいと言われています。自分の限界以上を飲みすぎてしまうと判断能力が欠けてしまい、さらに飲み続けると泥酔し周囲に迷惑をかけてしまうこともあります。
お酒は、気分を良くしてくれるものですが、それが裏目にでると相手が嫌な思いをすることもあるのです。ここでは、クラブで最低限注意したいお酒のマナーをお伝えします。
クラブのマナー違反①泥酔して周囲に迷惑をかける
クラブはお酒と音楽を楽しむ場所なので、楽しくなってお酒が進むものです。ですが、飲みすぎてしまって泥酔すると周りに迷惑をかけてしまいます。泥酔すると介抱する側も大変で困ってしまいます。友人などと来ている場合は、介抱する相手がいますが、1人でクラブに来ていて泥酔してしまった場合は、店側にも迷惑をかけてしまいます。
泥酔しないためにも、お酒は飲みすぎないように注意しましょう。クラブではイエガーやテキーラなどの「パリピ酒」を一気に飲むことをノリで楽しむことがあります。お酒が強い人でも一気飲みは避けたほうがいいでしょう。
周りに迷惑をかけないためには、酔っ払いすぎず、「少し酔っ払ったかなと」思ったらノンアルコールに切り替えるなど、注意しましょう。
クラブのマナー違反②トイレを占領する
クラブのトイレは1フロアに限られた数しかありません。クラブは沢山の人がいるので、酔っ払って利尿作用でトイレが近くなります。しかし、飲みすぎてしまい泥酔してトイレを占領するのはNGです。
トイレを占領してしまうと、他の人がトイレを使えなくなるので迷惑です。そしてトイレの占領をしていることを聞きつけた店員がトイレにきて尋ねてくることもあります。その際は、店員の指示にしたがって周りに迷惑を掛けないよう、クラブの外に出るなどの行動をしましょう。
泥酔してずっとトイレを占領していると、お店側が迷惑行為とみなしクラブから退出させられてしまうかもしれないので注意してください。
クラブのマナー違反③お酒の強要
お酒を飲んで盛り上がり、さらにお酒の一気飲みを強要してしまうものNG行為です。VIP席なら、周りに人がいないので、大勢に迷惑を掛けないという点ではギリギリでOKな部分はあります。ですが、フロアでお酒を強要されて一気飲みなどをすることは、周囲への迷惑行為になってしまうこともあります。
クラブは密着した場所なので、「一気飲みで盛り上がっている人達が酔っ払ってお酒をこぼされた!」という声も少なくないので、周囲のことを考えると一気飲みの強要はマナー違反です。
強要をされる側ではなく、お酒の強要をされる側になった場合は、自己判断ではっきりと断ることが望ましいです。そして、くれぐれも泥酔するまでは飲まないようにしましょう。
クラブで注意したい対人マナー

クラブは、音楽とお酒を楽しむスポットです。それと共に、男女の出会いのスポットでもあります。クラブといえば、ナンパをされて当然の場所と言っても過言ではありません。そういう意味では、自然に対人関係を築ける場所として、対人マナーも注意したいところです。
出会いを求めに来ている女性も多いですが、純粋に音楽とお酒を楽しみに来ている女性もいます。また、カップル連れで来ている女性も多くいます。様々な目的でクラブを利用している人がいることを忘れないようにしましょう。
相手が嫌がるような行為は、周りにいる人にも良い気持ちはしません。そこで、クラブで注意したい対人マナーをご紹介します。
クラブのマナー違反④他のお客さんに暴言を吐く
見知らぬ男女が1つのクラブにいると、新しい出会いも期待できます。例えば女性にナンパをして無視をされたときにイラついて暴言を吐くのはマナー違反です。女性も嫌な気分になりますし、周囲も迷惑に感じるでしょう。そのような行為を何度も繰り返すと迷惑行為に当たるため、店側が退室させる場合もあるので気を付けましょう。
ナンパして、振られたり無視をされたりすることに暴言を吐くのではなく、「つぎは頑張ろう」と余裕を持つことが大切です。
クラブのマナー違反⑤痴漢行為やつきまとい
「クラブに行きたくなくなった」という女性の多くは、ナンパを超えた痴漢行為やつきまといが原因が少なくありません。
薄暗く、密着する空間のクラブは、ナンパスポットでもあります。しかし、ナンパに乗ってこなかった腹いせにお尻を触るなどの痴漢行為をされたという声も多いのです。また、しつこいつきまとい行為もクラブのマナー違反ですので注意しましょう。
クラブのマナー違反⑥カップルの連れをナンパする
クラブで、彼氏持ちの女性をナンパする行為もマナー違反です。初心者がやりがちな行為ではありますが、とくにVIP席の女性を強引にナンパしてしまうと、VIP席からセキュリティに伝わり、店側から強制退出させられることもあります。
また、女性同士だけで集まっている場合は、ナンパOKと思い強引に手を引いたりなどのナンパをしてしまう人がいます。嫌がる女性を強引にナンパをしていると、彼氏が来て揉めたという経験をしている人は多くいます。
ナンパをして「彼氏が後から来る」や「彼氏がいる」と言う女性は、嘘っぽく聞こえても、手を出さないことが安全です。
クラブで注意したいルールに関するマナー

クラブでのルールは、初心者はとくに知っておくべき知識です。クラブのルールを知らずに行くと、最悪出入り禁止になることもあるのです。クラブのルールは各クラブによって多少違うことはありますが、ここではクラブでの必要最低限のルールを詳しくご紹介します。
クラブのマナー違反⑦女性専用席やVIP席に座る
初心者がうっかりクラブでやってしまいがちな行為として、女性専用席やVIP席に座ることです。ちょっと疲れたから座ろうと思い、座った席が女性専用席やVIP席であると、即店員に注意されます。
女性専用席は二人掛けの場合が多いので、女性が席を立った隙にナンパ目的などで座ると隣の女性も嫌な思いをします。店側に伝わると、注意され店側から迷惑行為として強制退室させられる場合もあります。
VIP席は高額な代金を払って席を確保している席なので、酔っ払ったからといって席に座ることはできません。女性が座ってしまった場合は、一度は許される場合が多いです。しかし、男性が座ると料金を請求される場合があります。
席に座るときは、女性専用席やVIP席に該当しないなら、誰でも座れる休憩スペースなどの席に座るようにしましょう。
クラブのマナー違反⑧ドレスコードに反する
とくにオシャレなクラブは、ドレスコードがあります。作業着やジャージなどは見た目の問題でドレスコードに反します。また、サンダルは密着したフロアでは足を踏まれるなどのトラブルが発生する可能性があるため、不可となっています。いくらそれがオシャレだと思っていても、店側からは入店不可となります。
クラブに行くときは作業着やジャージ、サンダルなどの軽装以外をドレスコードとしている場合が多いです。軽装しか持たない人は、Tシャツの上にジャケットを羽織るだけでOKなので、ジャケットを購入するのをおすすめします。
軽装でクラブに行くと、入り口で止められる可能性があります。ドレスコードの有無がわからない場合は、軽装を避けた格好で行くことをおすすめします。どうしても軽装で行きたい場合は、ドレスコードが無いお店を調べて行くことをおすすめします。
クラブのマナー違反⑨店員の注意を聞かない
うっかりクラブでマナーを違反した場合に、店員に注意されることがあります。その注意を聞かずに無視をし続けていると、店側が迷惑行為者とみなし強制退室となります。場合によっては、強制退室に加え出入り禁止になる可能性もあります。クラブでマナー違反をして店員に注意されたら、しっかりと受け止めましょう。
過激な迷惑行為をするなどをしなければ、即強制退室にはなるわけではありません。しかし、クラブでのマナーを守ることによって、気持ちよく楽しめます。注意された時は、真摯に受け止め態度を改めましょう。
クラブのイベントにはいろいろな種類がある

クラブには、有名DJを招いたイベントや、ハロウィンやクリスマスなどの季節のイベントなど、コンセプトのあるイベントが沢山あります。クラブに行くときは、自分に合ったイベントを探していくことをおすすめします。
2種類のクラブの特徴とイベント
クラブには2つの種類があります。1つ目は、さまざまなイベントを行っているクラブです。とくにHIPHOPに特化したクラブが多いです。2つ目は、ジャンルをある程度絞っているクラブで、EDMやハウスミュージックやテクノ、懐メロやアニソンなどをメインとしているクラブが多いのが特徴です。その中で、自分が好きなジャンルのイベントに行くことをおすすめします。
クラブの大きさや客層でもイベントでも種類が違う
クラブの大きさによっても、客層や年齢層が分かれます。キャパが100人程度の小箱だと、外国人観光客が多くいます。外国人向けの選曲のクラブが多く、また外国人と交流したいなら小箱で決まりです。
キャパが100人以上の中~大箱には、年齢層が広く、20代~50代が多くいます。ジャンルも万人受けする人気曲が流れていることが多いです。大箱は、フロアが多数あるので色んなジャンルで踊りたい!という人に合ったクラブでしょう。
イベントの種類は地域によって様々である
地域によってクラブのコンセプトやイベントもそれぞれ違います。クラブが多いとされている六本木、銀座、渋谷や新宿などのクラブは、各地域によって客層や、雰囲気も全く違うものです。クラブに行く前に、クラブのHPなどを確認して自分に合った場所で遊びましょう。
DJイベントの注意点などを下記の記事にもまとめています。気になる人は参考にしてください。
まとめ

クラブを楽しむにはクラブのマナーやルールを知っておくことが大切です。最後に覚えておきたいクラブのマナーやルールや注意点についてまとめました。
まず、お酒のマナーです。クラブでお酒を飲むときは、泥酔するほど飲まないことです。さらに泥酔してトイレにこもることはNGです。自分が酔っ払って気分が良いからといって、他人にお酒を強要することはマナー違反です。
次に、クラブ内での対人マナーです。クラブで他人に暴言を吐いたり、お尻を触るなどの痴漢行為やつきまとい、カップルの連れをナンパすることもマナー違反です。
最後に、クラブでのルールです。女性専用席やVIP席に座る行為や、ドレスコードに反する服装でクラブに入ることです。そして、うっかりルール違反をしたときに、店員の注意を無視する、聞かないなどの行為は、クラブのルール違反なので注意しましょう。
クラブは出会いの場所でもあるので、そこで出会った人に迷惑を掛けず楽しく過ごしましょう。相手や周りを思いやる行動をができる人は魅力的だなと感じる人が多いのです。今回の記事のクラブのマナーやルールを参考にして、思い切りクラブを楽しんでみてはいかがでしょうか。