Kill the Noiseとは?Skrillexの盟友で映画主題歌もプロデュース

DJ紹介

Kill the Noise(キル・ザ・ノイズ)とは

Kill the Noise(キル・ザ・ノイズ)は、今のEDMシーン、とりわけDubstep(ダブステップ)と呼ばれる音楽のジャンルにおいてとても重要な人物です。

そのおどろおどろしいアーティスト名の通り、キル・ザ・ノイズが作り出す音楽はどれも強烈。キル・ザ・ノイズの魅力・特異性、ダブステップの特徴や親交の深いアーティストについて見ていきましょう。

プロフィール

キル・ザ・ノイズとは、アメリカのDJ・プロデューサーです。本名Jacob Stanczak(ジェイコブ・スタンチャック)。ジェイコブが音楽活動を初めたのは2003年。「Ewun」などの名義で知られています。2008年より、ダブステップを中心に活動するソロプロジェクトとしてKill the Noise(キル・ザ・ノイズ)を始動させます。

これまでにKanye West(カニエ・ウェスト)やSteve Aoki(スティーブ・アオキ)、Porter Robinson(ポーター・ロビンソン)といったビッグアーティストのリミックスワークを手掛け、また、自身の強烈な楽曲によってもEDM・ダブステップシーンの大物として名高いアーティストです。

ダブステップとは

Dubstep(ダブステップ)とは、残響の深くかかったドラムが特徴的な2ステップのこと。2ステップとは、1小節中で2回バスドラムを強調し、それ以外のリズムパターンが不規則に配置されたクラブュージックです。

ただし、このような解説はあくまで原理的な意味合いが強く、現在のダブステップに対する認識は多くの人が違っているでしょう。

現在のダブステップに対する印象を大きく変えたのがワブルベース。ワブルベースとは、うなるような音が特徴的なベースのことです。下の動画で聞こえるような「ギュイーン」や「ブリュリュリュ」と聞こえる音がワブルベースです。

「Kill the Noise Pt. I」

Kill The Noise – Kill the Noise Pt. I (Official Music Video)

【タイトル】Kill The Noise – Kill the Noise Pt. I (Official Music Video)

ご紹介するのは、キル・ザ・ノイズの代表曲の一つである「Kill the Noise Pt. I」です。ドロップで炸裂する、猟奇的とも言えるワブルベースがたまらない一曲です。

残忍な雰囲気、大迫力の音圧、繊細な音色が楽しめるキル・ザ・ノイズらしい一曲で、入門におすすめの一曲でもあります。

※ドロップ : 一般的に楽曲のサビに当たる部分。

経歴

キル・ザ・ノイズが注目された一つのきっかけとして、2011年、アメリカのニュー・メタルバンドKorn(コーン)の10thアルバム「The Path of Totality」への参加があげられるでしょう。

その後は、同2011年にアルバム「Kill Kill Kill」の発表で強烈なインパクトをシーンに与え、前述のビッグアーティストのリミキサーとして活動することで一躍大物アーティストになりました。

その後も2015年にフルアルバム「Occult Classic」などを発表し、記事執筆時点(2020年1月)現在での新しい活動として、アメリカのメタルバンドSlipknot(スリップノット)のリミックスを手掛け、これからも素晴らしい曲を作り続けていくだろうと考えられます。

「Slipknot – Duality (Kill The Noise Remix)」

Slipknot – Duality (Kill The Noise Remix)

【タイトル】Slipknot – Duality (Kill The Noise Remix)

メタルサウンドとエレクトロニックサウンドの全く違和感のない融合がなされており、その重く鋭いサウンドにはキル・ザ・ノイズの手腕の素晴らしさを感じられずにはいられません。

展開も頻繁に変わりますが、すっと耳に馴染み、飽きることもない、まさに極上のリミックスといえるでしょう。

映画主題歌で人気が出る

2014年に公開された映画「ミュータント・タートルズ」はご存知でしょうか。この映画のエンディングタイトルを手掛けたメンバーにキル・ザ・ノイズがおり、日本での認知度が上がる大きなきっかけとなりました。

「Shell Shocked feat Kill The Noise & Madsonik」

Juicy J, Wiz Khalifa, Ty Dolla $ign – Shell Shocked feat Kill The Noise & Madsonik (Official Video)

【タイトル】Juicy J, Wiz Khalifa, Ty Dolla $ign – Shell Shocked feat Kill The Noise & Madsonik (Official Video)

Juicy J(ジューシー・J)、Wiz Khalifa(ウィズ・カリファ)、Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン)といった名だたるラッパーがボーカルを務め、DJ・プロデューサーのMadsonik(マッドソニック)も参加しています。

PVへのこだわりがスゴイ

先程ご紹介した「Kill the Noise Pt. I」もそうですが、キル・ザ・ノイズのPVは目を引くビデオばかり。下の動画をご覧ください。

「Kill It 4 The Kids (feat. AWOLNATION & R.City)」

Kill the Noise – Kill It 4 The Kids (feat. AWOLNATION & R.City)

【タイトル】Kill the Noise – Kill It 4 The Kids (feat. AWOLNATION & R.City)

可愛らしいクレイアニメかと思えば、メッセージ性を強く感じる内容になっており、少々グロテスクな演出も。耳だけでなく目でも楽しめるのがキル・ザ・ノイズです。

アーティストのリミックスも魅力

リミキサーとして名高いキル・ザ・ノイズ。先程ご紹介したスリップノットの「Duality (Kill The Noise Remix)」で既におわかり頂けたかと思いますが、もう一曲おすすめのリミックスをご紹介しましょう。

「Spitfire (Kill the Noise Remix)」

Porter Robinson – Spitfire (Kill the Noise Remix)

【タイトル】Porter Robinson – Spitfire (Kill the Noise Remix)

日本への造詣が深いことで知られるDJ・プロデューサーのPorter Robinson(ポーター・ロビンソン)による「Spitfire」を、キル・ザ・ノイズらしいダブステップサウンドでリミックスした一曲。

キル・ザ・ノイズのワブルベースは本当に聞いていて気持ちがよく、何回聞いても飽きることはありません

Kill the Noise(キル・ザ・ノイズ)はSkrillexの盟友

ダブステップといえばまず名前があがるほどのアーティストのSkrillex(スクリレックス)。実は、先述のコーンの10thアルバム「The Path of Totality」で、キル・ザ・ノイズとスクリレックスは共にこのアルバムに参加しており、それ以外の場面でも非常に親交が深いのです。

スクリレックスのファーストフルアルバム「Recess」を始め、頻繁に共作をしています。そのアルバムの表題曲「Recess」で見せる相性は抜群であり、まさに二人は盟友と言えるでしょう。

「Recess Ft. Fatman Scoop and Michael Angelakos」

Skrillex & Kill The Noise – Recess Ft. Fatman Scoop and Michael Angelakos (Official Audio)

【タイトル】Skrillex & Kill The Noise – Recess Ft. Fatman Scoop and Michael Angelakos (Official Audio)

聞けば一発でおわかりいただけると思いますが、踊りたくてしょうがなくなってしまう、そんなサウンドの曲です。展開も美しく、聞いていて引き込まれてしまいそうになります。

そのようなキル・ザ・ノイズの盟友スクリレックスですが、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

Kill the Noise(キル・ザ・ノイズ)の活動を知るには

キル・ザ・ノイズは頻繁にTwitterを更新している様子です。他にはYouTubeチャンネルをチェックしておくといいでしょう。

Kill the Noise(キル・ザ・ノイズ)の来日歴

キル・ザ・ノイズが初の来日を果たしたのは2013年10月4日で、「First Premiere Japan Tour 2013」と題されたツアーでした。

直近では2019年8月24日に大阪・タルイサザンビーチで開催された「MUSIC CIRCUS’19」、26日に「WARP SHINJUKU」にて公演を行っています。

Kill the Noise(キル・ザ・ノイズ)が次に来日するのは?

残念ながら、今の所キル・ザ・ノイズの来日予定はありません。しかし、日本でも根強いダブステップ人気があり、また、キル・ザ・ノイズのファンが再来日を待ち望んでおり、そう遠くない日にこの国へ訪れてくれるかもしれません。

まとめ

今回はダブステップシーンで大活躍を見せるアメリカのDJ・プロデューサーであるKill the Noise(キル・ザ・ノイズ)についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

キル・ザ・ノイズの音は残虐的とすら表せる特異なサウンドであり、その魅力の虜になれば何度でも聞き続けてしまうでしょう。リミックスワークや、スクリレックス等の大物とのコラボも見逃せません。

スリップノットのリミックスで新たな境地を見せてくれたキル・ザ・ノイズ。今後はどのような活動をしていくのか、必ずチェックしておきたいアーティストの一人です。

タイトルとURLをコピーしました