- DJスネーク(DJ Snake)とは
- DJスネーク(DJ Snake)の名前の由来
- DJスネーク(DJ Snake)のアルバム一覧
- DJスネーク(DJ Snake)の人気曲15選
- 「Lean On」
- 「Taki Taki ft. Selena Gomez, Ozuna, Cardi B」
- 「Turn Down for What」
- 「Let Me Love You ft. Justin Bieber」
- 「Get Low」
- 「Applause」
- 「Middle」
- 「Magenta Riddim」
- 「Loco Contigo」
- 「A Different Way」
- The Half ft. Jeremih, Young Thug, Swizz Beatz
- 「Enzo ft. Offset, 21 Savage, Gucci Mane」
- 「Talk ft. George Maple」
- 「When The Lights Go Down」
- 「Government Hooker」
DJスネーク(DJ Snake)とは
DJスネーク(DJ Snake)は世界で活躍する人気DJ・プロデューサーです。自身のルーツであるヒップホップをベースに、EDM界のヒットメイカーとして活動しています。
プロフィール
DJスネークはフランスのパリ出身で、本名はウィリアム・サミ・エティエンヌ・グリガシン(William Sami Etienne Grigahcine)。黒いサングラスがトレードマークです。
経歴
DJスネークはパリのエルモンという町に、アルジェリア人の両親のもとで生まれました。エルモンは郊外住宅地区で、DJスネークはエルモンをスラム街(ゲットー)と呼んでいます。
DJスネークは、フランス映画「惜しみ」でDJプレイをするワンシーンを見てDJを志したそうです。音楽活動を開始したのは14歳の頃。
19歳になるとプロデュース業を始めます。しかし、始めてから5年間はあまり仕事を貰えなかったそうです。
転機が訪れたのは2009年、ピットブル(Pitbull)というアメリカ人ラッパーの「Shut It Down」という曲をプロデュースすると、これがヒット。DJスネークのもとに仕事が舞い込んできます。
2年後に「ガガ様」の愛称で知られるレディ・ガガ(Lady Gaga)の「Goverment Hooker」をプロデュース。この曲が収録されたアルバム「Born this way」はグラミー賞にノミネートされました。
2013年にリリースしたシングル「Turn Down for What」は全米シングル・チャート4位のビッグヒット。グラミー賞の最優秀ミュージックビデオ賞にもノミネートされました。
その後も数々のメガヒットを記録させ続け、今ではEDMプロデューサー達の中でもトップクラスのヒットメイカーとなりました。
所属先
DJスネークが所属するのは、アメリカ出身DJのディプロ(Diplo)主催の「マッド・ディセント(Mad Decent)」というレーベルです。拠点はロサンゼルス。
数多くのクラブミュージックジャンルを手掛けるレーベルで、EDM界にも多大な影響を与え続けている、EDMファン必見のレーベルです。
サングラスの秘密
DJスネークは自身で自分のことをシャイだと話していて、人前では踊ることもないそうです。大勢の聴衆の前でDJをすることも不安で、サングラスをかけるのもそのためだそうです。
DJスネーク(DJ Snake)の名前の由来
DJスネークはかつて、グラフィティアーティストとして街中の壁に絵を書いていました。しかし、この行為は当然犯罪行為であり、警察も彼を捕まえようとします。
ところがDJスネークはヘビのように逃げ足が早く、一度も警察に捕まったことがないそうです。そのような経歴からヘビ(Snake)を名乗るようになりましたが、その名前をつけたことに現在では後悔しています。これだけ世界中にその名声が届けば、中々名前を変えることも出来ません。
DJスネーク(DJ Snake)のアルバム一覧
「Encore」
2016年に発売された、通常のEDMとは違った独特のスタイルが楽しめるファーストアルバム。ルーツであるヒップホップや、R&Bにダンスホール・レゲエといった様々な要素とエレクトロニックミュージックが融合した一枚です。
ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)や、スクリレックス(Skrillex)といった大物アーティストも参加した豪華なアルバムです。
※ダンスホール・レゲエ : アップテンポ、早口でまくし立てるボーカルが特徴的なレゲエのジャンル。
「Carte Blanche」
YouTubeで再生回数が大ヒットした「タキタキ(Taki Taki)」を始め、「Encore」からこれまでの大ヒット曲を中心としたセカンドアルバムです。
こちらのアルバムも同じく、日本でも人気の高いセレーナ・ゴメス(Selena Gomez)を始めとした豪華ゲストが多数参加しています。
DJスネーク(DJ Snake)の人気曲15選
数々のヒット曲を飛ばすDJスネークですが、そのYouTube上での再生回数は桁違い。今回紹介する楽曲は2019年11月現在で、なんといずれも1千万回再生超え。
もちろん、再生回数だけでなく曲のクオリティにも着目しながらDJスネークの独特な世界を楽しんでください。
「Lean On」
【タイトル】Major Lazer & DJ Snake – Lean On (feat. MØ) (Official Music Video)
プロデューサートリオのメジャー・レイザー(Major Lazer)とコラボした「Lean On」です。ボーカルを務めるのはデンマークのシンガーソングライター、ムー(MØ)。
メジャー・レイザーは、DJスネークも所属する「Mad Decent」の主催ディプロ(Diplo)と、ジャマイカ系アメリカ人のウォルシー・ファイアー(WALSHY FIRE)、トリニダード・トバゴ出身のジリオネア(Jillionaire)からなるトリオです。
この曲のYouTube再生回数は26億万回を超える超大ヒット曲です。
「Taki Taki ft. Selena Gomez, Ozuna, Cardi B」
【タイトル】DJ Snake – Taki Taki ft. Selena Gomez, Ozuna, Cardi B
アメリカのシンガー、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)と、ブエルトリコのラテンシンガー、オズナ(Ozuna)と、アメリカのヒップホップミュージシャン、カーディ・B(Cardi B)の3人を迎えた一曲。
タキタキ(Taki Taki)というフレーズが印象的ですが、この言葉には「狂ったように歌い踊る」という意味があるそうなのです。しかし、この曲ではそこまで意味のある言葉としては使われて無いそうです。
YouTube再生回数は16億万回以上。この曲は2018年の10月にアップロードされた曲で、1年という短いスパンでは驚異的な数字でしょう。
「Turn Down for What」
【タイトル】DJ Snake, Lil Jon – Turn Down for What (Official Video)
アメリカのラッパー、リル・ジョン(Lil Jon)を迎えて発表された楽曲です。トラップ(Trap)風なEDMが世に出始めて、ここまで個性的なトラップを作れるDJスネークの腕には感心してしまいます。
ミュージックビデオが非常に高い人気を誇る曲で、子供の前では見れないものとなっている狂気的ビデオです。グラミー賞の最優秀ミュージックビデオ賞にもノミネートされました。
YouTube再生回数は9億万回以上とこちらも人気の曲です。
「Let Me Love You ft. Justin Bieber」
【タイトル】DJ Snake – Let Me Love You ft. Justin Bieber (Official Video)
日本でも知名度の高い、カナダ出身歌手のジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)がボーカルを務める一曲。ボーカルエディットが印象的です。
YouTube再生回数は8億万回以上です。
「Get Low」
【タイトル】Dillon Francis, DJ Snake – Get Low (Video)
おバカキャラで知られるプロデューサーのディロン・フランシス(Dillon Francis)とのコラボ曲。アジアンなテイストが感じられる楽曲です。思わずリズムにノリたくなる楽曲の作りがDJスネークの素晴らしい腕を見せてくれます。
この曲も強烈なミュージックビデオで、YouTube再生回数は6億万回超えの人気動画です。
「Applause」
【タイトル】Lady Gaga – Applause (Official)
もはや日本にも知らない人はいない、人気歌手のレディ・ガガ(Lady Gaga)のプロデュースを担当した楽曲。ガガ様の世界観を尊重しながらかっこよくも美しいポップミュージックに仕上げています。
再生回数は3億回以上とこれもまた人気の曲です。
「Middle」
【タイトル】DJ Snake ft. Bipolar Sunshine – Middle (Official Audio)
イギリスのシンガー、バイポーラ・サンシャイン(Bipolar Sunshine)がボーカルの曲です。透き通った個性的サウンドが楽しめる感動的な曲で、先ほどの狂気的な曲を作った人と同一人物と思えないです。
YouTube再生回数は2億9千万回超えです。
「Magenta Riddim」
【タイトル】DJ Snake – Magenta Riddim
DJスネークお得意のアジアンな雰囲気を感じさせる曲。もはやお馴染みですが、こちらも一風変わったミュージックビデオです。
2018年のヒット曲で、YouTube再生回数は2億万回超え。
「Loco Contigo」
【タイトル】DJ Snake, J. Balvin, Tyga – Loco Contigo
コロンビア出身のレゲトンシンガー、J.バルヴィン(J. Balvin)と、アメリカのラッパー、タイガ(Tyga)がボーカルを担当する楽曲です。どちらも今勢いのあるミュージシャンです。
2019年6月にアップロードされた最近の曲で、5ヶ月間経過した現在で2億万回再生間近のヒット曲です。
※レゲトン : ヒップホップにラテン音楽が交わったジャンルで、ブエルトリコが発祥。
「A Different Way」
【タイトル】DJ Snake, Lauv – A Different Way (Official Video)
アメリカのシンガーソングライター、ラウヴ(Lauv)が参加した一曲。ラウヴも非常に勢いのあるアーティストで、何度か来日公演も果たしています。こちらも美しい曲ですが、ドロップでDJスネーク節爆発。
※ドロップ : 一般的に楽曲のサビに当たる部分。
The Half ft. Jeremih, Young Thug, Swizz Beatz
【タイトル】DJ Snake – The Half ft. Jeremih, Young Thug, Swizz Beatz
アメリカのラッパー、ジェレマイ(JEREMIH)、ヤング・サグ(Young Thug)、スウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)の3人組を迎えた曲です。ノリの良いヒップホップで、YouTube再生回数は3千万回。
「Enzo ft. Offset, 21 Savage, Gucci Mane」
【タイトル】DJ Snake, Sheck Wes – Enzo ft. Offset, 21 Savage, Gucci Mane
シェック・ウェス(Sheck Wes)、オフセット(Offset)、21サヴェージ(21 Savage)、グッチ・メイン(Gucci Mane)の豪華メンバーを迎えた楽曲。いずれもアメリカのラッパーです。
YouTube再生回数は1千万回です。
「Talk ft. George Maple」
【タイトル】DJ Snake – Talk ft. George Maple
オーストラリア出身ロサンゼルス在住アーティスト、ジョージ・メイプル(George Maple)がボーカルの一曲です。美しいメロディが魅せる楽曲ですが、ドロップでDJスネークの個性が溢れています。
YouTube再生回数は1千万回以上。
「When The Lights Go Down」
【タイトル】DJ Snake – When The Lights Go Down
DJスネークの美しい楽曲構成が存分に楽しめる一曲です。ダブステップ要素の強い楽曲で、スネアドラムが強力なサウンドです。
YouTube再生回数は1千万回以上です。
「Government Hooker」
【タイトル】Lady Gaga – Government Hooker
歌姫レディ・ガガをプロデュースした曲です。独特の世界観に奇妙なサウンドが絡みます。YouTube再生回数は1千万回超えです。
DJスネーク(DJ Snake)がコラボした曲
「Good Day ft. DJ Snake & Elliphant」
【タイトル】Yellow Claw – Good Day ft. DJ Snake & Elliphant [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
オランダの2人組DJユニット、イエロー・クロウ(Yellow Claw)とコラボした曲です。ボーカルはスウェーデンのシンガー、エリファント(Elliphant)が参加しています。後半から綺麗なメロディーで展開していく部分が美しいです。
「Fuego ft. Tainy」
【タイトル】DJ Snake, Sean Paul, Anitta – Fuego ft. Tainy
ブエルトリコのプロデューサーとして知られるタイニー(Tainy)とのコラボ曲です。ジャマイカのダンスホール・レゲエ歌手、ショーン・ポール(Sean Paul)と、ブラジルのシンガー、アニッタ(Anitta)がボーカルを努めています。2019年の流行り線を行く楽曲です。
「You Know You Like It」
【タイトル】DJ Snake, AlunaGeorge – You Know You Like It
イギリスのエレクトロニックミュージックデュオ、アルーナジョージ(AlunaGeorge)とのコラボ曲。メロディセンスが光る一曲で、ドロップの雰囲気がたまらないです。
DJスネーク(DJ Snake)が来日する可能性
現在DJスネークの来日予定はありませんが、2019年の日本最大級EDMフェスの「ULTRA JAPAN」のため9月に来日していました。今後の来日にも十分期待できそうです。
まとめ
驚異的なYouTube再生回数を叩き出すDJのDJスネーク(DJ Snake)についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
強烈な個性が光る彼の楽曲は、まさに唯一無二でありながら、広く受け入れられるポップさを兼ね備えています。次にどんな曲をリリースするのか予想出来ないアーティストです。EDMファンなら絶対見逃せません。