Bro Step(ブロステップ)とは?【ダブステップとの違い/作り方/おすすめ】

DJ ターンテーブル楽曲紹介

ブロステップ(Bro Step)とは

ブロステップ(Bro Step)とはダブステップの一種であります。強くリバーブのかかったドラム、攻撃的なワブルベースやグリッチ音を特徴とする2ステップです。「brostep」という呼称について蔑称的なニュアンスがあると考える人も少なくなく、使用に関して注意が必要な言葉でもあるので使用の際には気を付けていきましょう。

最初の曲は「Woo-Boost」

ダブステップから発展したRuskoによる「Woo-Boost」が、最初のブロステップと言われています。Ruskoは英国リーズ出身でダブステップの新たなスタンダードを築き上げた天才クリエータです。

2010年代に誕生

2000年代は暗い雰囲気のアンダーグラウンドなダブステップが主流だったのに対して、2010年代に入るとskrillexのような攻撃的なワブルベースを前面に押し出したアーティストが流行したが、最近では徐々に落ち着いた雰囲気やオシャレな感じの雰囲気が人気が高い傾向があります。

ブロステップとダブステップとの違い

ダブステップとブロステップの違いをこちらでは1つずつご紹介させていただきます。全部言い出していくとキリがないので分かりやすく大雑把にイメージでお伝えすると、よく、ダブステップとブロステップの違いを説明するに当たって、ワブルベース(小刻みなベース音)とスクリレックスを挙げて説明するものをよくみかけますが、ワブルベースはスクリレックス以前も(ブロステップ以外でも)見られましたので、妥当ではありません。
 

  • ブロステップ

攻撃性が強く、音数も多い印象がある。
グループ感が強く、抑揚が激しい。
外に向けて発散するようなパワーの開放。
ダークな感じやネトネトした感じはある。

  • ダブステップ

細かいドラムの刻みや太いベースがある。
ブロステップに比べて音数が少ない。
静かで淡々とした曲調で、印象はダークで湿った感じ。
内向的、内に秘めるパワー感がある。

ブロステップ(Bro Step)の特徴

ブロステップの特徴として、この手法は、2000年代後半のプログレッシブ・ハウスなどに由来するイントロからビルドアップ、そしてドロップおよびブレイクという典型的な曲展開を用い、イントロとビルドアップは従来のEDMからドラムパターンだけ変えた形が多用されることが多いです。このことからEDMのファン達にブロステップが聴かれるようになり、登場初期からEDMのメジャーなスタイルとしてアメリカやヨーロッパなどで若者を中心に大流行しました。

ドラムパターンはダブステップをより単純化したもので、1拍目にキック、3拍目にスネアが基本となる(ハーフタイム)。UKガラージとは逆の性質の高音が少なく胴鳴りの協調された音色のスネアが多く用いられる。またドロップの手法を使い、4つ打ちとも併用されることが多いです。この場合はブレイクの部分が1拍3拍のリズムになり、他の部分が4つ打ちになる、または逆にブレイクで4つ打ちの用いられる曲も多いです。

ここでは主に2つ大きな特徴をご紹介していきます。
 

エコーの強いスネアドラム

従来のダブステップやUKガラージと同じようなアタックが強く胴鳴りが削られたステアドラムを使うのが大きな特徴の1つです。

高く攻撃的なベース音

重低音のベースを使うダブステップと比べ中低音のベースを使い攻撃的な雰囲気があるので、「怒れるダブステップ」とも呼ばれることがあります。

ブロステップ(Bro Step)の作り方

ここでは今回(Skrillex)スクリレックスが流行らせたブロステップの作り方をお伝えします。内容は生みの親、スクリレックスの音楽に似たものをご紹介していきます。機会があれば是非真似してみてください。

ポイント1、通常は数種類の音色を抜き差しして構成する。
ポイント2、音色変化をより強調するためにEQを使用する。
ポイント3、Overdriveで音色を歪ませる。
ポイント4、LFOで音量変化をコントロールする。

Skrillexのようなワブルベースを作る/お悩み相談室Answer編(Sleepfreaks DTMスクール)

上記の動画を見ていただくと基本の作り方が公開されているので参考にご利用ください。

ブロステップ(Bro Step)のおすすめ曲15選

ここではブロステップのおすすめ曲を15曲ご用意しました。どの曲もおすすめで人気がある曲になっています。また今回はSkrillex(スクリレックス)・Doplo(ディプロ)・jackU(ジャック・ユー)DJの曲をお届けしていきます。

DJ Skrillex(スクリレックス)

Skrillex(スクリレックス)は1988年生まれアメリカ出身のDJです。ソロ活動は2007年から開始で2010年以降は売り上げと知名度を着実にあげていき、2010年代のブロステップムーブメントの象徴的存在に成長しました。そして2011年にはスクリレックスは新人賞を含めて代54回グラミー賞で5つの部門にノミネートされて、3つの部門でグラミー賞を受賞するなど様々な快挙を成し遂げている世界的なDJです。

2012年には第54回グラミー賞にて、最優秀新人賞にノミネート。2013年には第55回グラミー賞にて「Bangarang」で最優秀ダンス/エレクトロ・アルバム賞と最優秀ダンス・レコーディング賞、「Promises(Skrillex & Nero Remix)」で最優秀リミックス・レコーディング賞を受賞しました。

また、Skrillexは日本が大好きでプライベートでも来ることが多いです。道端でファンに声をかけられ、気軽に写真撮影に応え、そのファンがツイッターで写真公開したところ情報が拡散し多くのファンが集まり大きな話題にもなりました。
 

Skrillex – Rock n Roll(Will Take You to the Mountain)

Skrillex – Rock n Roll (Will Take You to the Mountain)

Skrillex – Rock n Roll(Will Take You to the Mountain)

ダンサーなら知らない人がいないほど有名な曲です。初めて聞いた方も思わず踊りたくなるようなサウンドになっているのでおすすめです。きちんとビートがあり、リズムも分かりやすく、サビパートも病みつきになる曲調なので聴いてみる価値がありです。

Skrillex – Bangarang feat. Sirah

SKRILLEX – Bangarang feat. Sirah [Official Music Video]

Skrillex – Bangarang feat. Sirah

ダンスのショーケースにもよく使われる曲です。音ハメポイントが多くダンサーが多く愛用しています。再生回数も7億以上再生されており世界中で愛されています。ダンスするにはもってこいです。

Skrillex & Damian – Jr.Gong Marley – Make lt Bun Dem

Skrillex & Damian "Jr. Gong" Marley – Make It Bun Dem [OFFICIAL VIDEO]

Skrillex & Damian – Jr.Gong Marley – Make lt Bun Dem

この曲はブロステップとレゲエを合わせた斬新さが世間にウケました。クラブでも流れていることが多いです。また、ジャマイカ出身のレゲエアーティストでボブ・マーリーの実の息子である(ダミアン・マーリー)をフューチャーした曲でもあります。

Skrillex – First Of The Year

Skrillex – First Of The Year (Equinox) [Official Music Video]

Skrillex – First Of The Year

きれいな音色と「Call 911 NOW!」というスクリームからの激しいサウンドがたまらないのが特徴。曲の落差のあるギャップが魅了です。

Skrillex – Recess with Kill the Noise, Fatman Scoop, and Michael Angelakos

Skrillex & Kill The Noise – Recess Ft. Fatman Scoop and Michael Angelakos (Official Audio)

Skrillex – Recess with Kill the Noise, Fatman Scoop, and Michael Angelakos

アメリカ出身のエレクトロ二カミュージシャンの(キル・ザ・ノイズ)とアメリカ出身のラッパー(ファットマン・スクープ)、アメリカの歌手(マイケル・アンジェラコス)をフィーチャーされた曲です。また、Skrillexのファーストアルバムのタイトル曲でもあります。

DJ Diplo(ディプロ)

Diplo(ディプロ)はアメリカ生まれの音楽プロデューサー兼DJです。2004年に「Florida」でアルバムデビュー。2005年には「Bucky Done Gun」のプロデュースで名をあげると、2007年には彼女のセカンド作に「Paper Planes」など数曲のプロデュースで参加。大きく成功を収めます。

様々な快挙を成し遂げていき、2018年には、Mark RonsonとのSilk Cityで「Electricity」(全米4位)をリリースし、グラミーで最優秀ダンス・レコーディング賞を受賞するなど波に乗っている世界レベルのDJです。

EDM界の異端児ディプロはDJはもちろんプロデューサーの腕前もすごく、プロデュースしたM.I.Aの曲「ペーパー・プレーンズ」がメガヒットしてグラミー賞にノミネートされたことで知名度も上がり一躍、人気プロデューサーの仲間入りを果たしました。

年間300回前後のとてもハイペースでショーをこなすディプロのギャラは、1回につき1000万円以上とも言われています。最も稼ぐDJランキングでの年収は世界6位の実力者でもあり、場所問わず、大学生のホームパーティーにも参加することも多々あります。

他にもEDM界のおしゃれボーイとも呼ばれ、フォーマルも着こなすおしゃれDJ。たまにタキシードを着ることもありますが、ネクタイレスなスタイルがお気に入り。
 

Diplo,French Montana & Lil Pump ft. Zhavia – Welcome To The Party

Diplo, French Montana & Lil Pump ft. Zhavia Ward – Welcome To The Party (Official Music Video)

Diplo,French Montana & Lil Pump ft. Zhavia – Welcome To The Party

2018年にYouTubeにて公開した曲で再生回数も1億超えと脅威の再生回数を誇ります。世界中で愛されている曲です。

Diplo – Color Blind (feat. Lil Xan)

Diplo – Color Blind (feat. Lil Xan) (Official Music Video)

Diplo – Color Blind (feat. Lil Xan)

今、人気急上昇中のカリフォルニア出身・新人ラッパーのリル・ザンとコラボした曲になります。

Diplo – Wish (feat. Trippie Redd)

Diplo – Wish (feat. Trippie Redd) (Official Music Video)

Diplo – Wish (feat. Trippie Redd)

この曲は若手ラッパー(トリッピー・レッド)をフィーチャーしたミュージックビデオを公開しました。

Diplo – Set Me Free (featuring Liz)

Diplo – Set Me Free (feat. Liz) (Official Music Video)

Diplo – Set Me Free (featuring Liz)

この曲はMad Decentの女性シンガーのリズをフューチャーしたものです。ミュージックビデオには円形のモチーフがたくさん使われているのが印象的なビデオになります。

Diplo – Get It Right (Feat. Mø)

Diplo – Get It Right (feat. MØ) (Official Music Video)

この曲は、とてもダンサブルな曲になっています。ボーカルは大ヒット曲 Major Lazer & DJ Snake [Lean On]も務めたMøです。

DJ Jack Ü(ジャック・ユー)

Jack Ü(ジャック・ユー)は2人のDJによって結成されたユニットです。1人はアメリカ出身のSkrillex(スクリレックス)。もう1人は同じくアメリカ人のDiplo(ディプロ)の2人です。大物2人がタッグとして組んだことで大きな話題になりました。

Jack Üのデビューアルバム「Skrillex and Diplo Present Jack U」は2016年にグラミー賞の最優秀エレクトロ・ダンス・アルバム賞を受賞。さらに同じ年でカナダの歌手「ジャスティン・ビーバー」とのコラボ曲(Where Are Ü Now)がグラミー賞 最優秀ダンス・レコーディング賞を受賞するなど二冠を達成した本物のビッグコラボユニットです。

凄いエピソードとして、以前に24時間続けてDJパーティーをする光景を映像でストリーミング放送されました。そこで、面白いことに24時間開催されることなく、18時間くらいで終わったらしいです。理由は警察に止められたのが大きいみたいですが何より他とは違う激しいパーティーするのが有名です。
 

Jack Ü/Beats Knockin (Feat. Fly Boi Keno)

Skrillex And Diplo – Beats Knockin (Feat. Fly Boi Keno)

Jack Ü/Beats Knockin (Feat. Fly Boi Keno)

この曲はSkrillexとDiploらしいところが凄く伝わる内容になっています。とてもスピーディーでテンポが速く、音と歌の掛け合いが気持ちよく盛り上げていく曲に仕上がっています。

Jack Ü/Jungle Bae(Feat.Bunji Garlin)

Skrillex And Diplo – Jungle Bae (Feat. Bunji Garlin)

Jack Ü/Jungle Bae(Feat.Bunji Garlin)

曲調は民族っぽさや熱帯っぽさ、曲名のようなジャングルっぽさがあり、とても愉快な雰囲気で楽しめる音楽で、聴いていると気分が前向きになっていきます。
ボーカルはトリニダードトバゴ出身の歌手「ブンジ・ガーリン」をボーカルに迎えた曲です。
 

Jack Ü/Febreze(Feat.2 Chainz)

Skrillex And Diplo – Febreze (Feat. 2 Chainz)

Jack Ü/Febreze(Feat.2 Chainz)

アメリカの有名ラッパー、「トゥー・チェインズ」がボーカルを務めた曲です。力強いラップとSkrillexとDiploのブンブン、ギュンギュンしている音がマッチしていて、とてもかっこよく仕上がっています。

Jack Ü/To Ü ft AlunaGeorge

Skrillex & Diplo – To Ü ft AlunaGeorge (Official Video)

Jack Ü/To Ü ft AlunaGeorge

イギリス出身の二人組DJ、「アルーナジョージ」とコラボした曲になっています。女性ボーカルの高音で響き渡るキレイな歌声に注目で、歌っている女性は「アルーナ・フランシス」でもう一人の「ジョージ・レイド」とJack Üが楽曲を制作しています。

Jack Ü/ Mind feat.Kai

Skrillex & Diplo – "Mind" feat. Kai (Official Video)

Jack Ü/ Mind feat.Kai

カナダ出身の歌手、「カイ」をボーカルに迎えた「Mind」です。曲調はしんみりとした不気味がある半面、今どきのポップな音や機械音が入り混じったサビのメロディーはおもしろい音楽になのでハマりやすい曲です。YouTubeでの再生回数も1億回を超えるとても人気の曲です。

まとめ

いかがだったでしょうか? 最近、世界中で流行りに流行っているBro Step(ブロステップ)をご紹介させていただきました。

近年、EDMも進化していきブロステップは攻撃的な雰囲気で特徴にも書いた通り「怒れるブロステップ」と呼ばれています。他にもエレクトロ・ハウスなどのベースにUKダブステップのベースを揺らすというアイデアを取り入れた曲も同じようにブロステップになります。

他に比べると音数が多いですが上手いこと全てが調和していて聴く分には不愉快にはなりません。それどころか、病みつきになるくらい中毒性があるので今回ご紹介した曲以外も探すといいですね。自分のお気に入りが見つかるかもしれませんよ。

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